実は「光る」ローバル

ローバル製品をお使いの皆様からよくこんなご質問を頂きます。

「ローバルって光沢ないの?」

ご存知の通りローバルはマットな質感の塗料であり、
それを気に入ってくださっている方が沢山おられます。
しかし、光沢が欲しいという御客様も確かにいらっしゃいます。
製品の中に光沢がある製品はあるのですが、
さび止め効果が弱かったり、光沢が持続しなかったり・・・。

さて、ローバル社員は考えました。
そこで思いついたのが、ローバルを「磨く」のです!
キレイに磨いたローバルは写真の右側のようになります。(左側:磨いていないローバル)
磨く前磨いた後

マットな質感の立体たちが・・・     まるで金属のようになりました!

なにを使って磨くの?

ではなにを使えばこんなにキレイに磨けるのか。
ご用意いただく道具は下記のいずれかです。
ブラシホイルブラシカップブラシ

 真鍮ブラシ        真鍮ホイルブラシ       真鍮カップブラシ

上記3種類は面積で使い分けをしてください。
小面積:真鍮ブラシ(手動)
大面積:真鍮ホイル/カップブラシ(電動)

*真鍮(しんちゅう)ブラシは本来、銅の磨きだしなどに使う道具です。

磨くときのポイントは2つだけ!

・強く押しつけないよう、軽く磨く
  →強く磨くと表面に傷が付いてしまいます。

・多方向へ磨くようにする
  →方向が偏ると傷が付きやすくなります。

膜は薄くならないの?

さて、表面を磨くわけですから膜厚が薄くなるのでは・・・という心配もありますよね。
ローバル社員が実験してみたところ・・・

真鍮ブラシ  79.8µm → 76.0µm
真鍮ホイルブラシ 82.8µm → 78.2µm
真鍮カップブラシ 65.5µm → 63.1µm

とほとんど減少はありませんでした。
安心して磨いて下さい!

磨き実演動画